夢小説
□数分前後
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「ごめん! 五分遅れた!!怒ってる…?」
私の彼、鏡音レンは私に出会ってすぐにそう言った
「別に怒ってないよ。」
その程度で怒るほど私は心が狭いわけじゃないし…。
それにレンに関しては歌手だから仕方ない。
仕事上の都合というものだ。
「でも…ホントごめん…。」
「別に気にしてないってば。」
なんでそう謝ってくるのかなー…。
「いつも早く来ようとしてるんだけどなー…。」
「レンは仕方ないよ。私のことなら気にしなくて良いよ。待ってることくらいできるから。」
「んー…。それでも…。」
そこでレンは少し顔を赤らめて私に向かってこう言って来た。
「##NAME1##と一分…一秒でも長くいたいから。」
そう言い切ったレンは耳まで真っ赤にしてた。
ま、人の事言えないけどね…。
きっと私も耳まで真っ赤。
@その後
「ていうかレン。私いつも待ち合わせ時間より五分長く来てるんだけど……。」
理由はもちろん貴方と一緒。
「えっ?今なんて…?」
レンは真っ赤になった顔のままきょとんとこっちを向いて言った
「んー?何も言ってないよ?」