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□深夜の話
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「…………」

「えげつないわねぇ……」


「はっはっはっ、流石に帝国式の会談は子猫ちゃんたちには過激過ぎたかな?」

「全く…、ティータが半泣きだったわよ、エステルなんか失神寸前だったんだから」


「いやいや、僕としてはシェラ君がもう少し怖がってくれると楽しかったんだがね?」


「残念でした、私はあの程度の会談で怖がる程子供じゃありません〜」


「残念だなぁ、目に涙を浮かべながらも必死で耐えるシェラ君の姿が楽しみだったんだが」


「はん、ならもう少し語りの練習をする事ね、イマイチ臨場感がなかったわよ」

「ははっ、手厳しいな、……ってもういくのかい?」


「クローゼの様子見てくるのよ、あんたのつまらない会談で一番びびってたでしょ」


「ふぅ〜、残念だなぁ、美女との夜がもう終わりを迎えるのか、」


「な〜にいってんのよ?」


「え?」


「帰ったら久々に飲むわよ!」


「モシモシシェラサン?」


「なによ〜、美女がエスコートしてんのに断るワケ?」


「いや、そういうわけじゃ「じゃ、準備しといてね!!」


ガチャ  バタン


「…………本当の恐怖は…ここからだ……」




11月23日 了

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