気ままな航路


□Three stories
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「また値上がりしたの?ちょっと高いんじゃない?あんたんとこ」

新聞をもってきたニュース・クーに不機嫌そうに金を渡して新聞を買うナミ


「こんど上げたらもう買わないからね」

「なにを新聞の一部や二部で」

「毎日買ってるとバカになんないのよ!」

「お前もう金集めは済んだんだろ?」

「バカ言ってるわ、あの一件が住んだからこそ
今度は私は私のために稼ぐのよ、ビンボー海賊なんてやだもん」

ナミはウソップに指さしながらそう言うがウソップは手を突き出す


「おい騒ぐな!!おれは今必殺タバスコ星≠開発中なのだ!!」



タバスコの入った瓶を目の前に持って見ていたらそこにルフィが突っ込んできた


「これを目に受けた敵は、ひとたまりもなく…」
「さわるなァ!!!」

「うわァ!!!」

ルフィがウソップに突っ込んだためウソップが持っていたタバスコの中身はウソップの目にかかる
ウソップは悲鳴をあげている


「何だよ、いいじゃねェか1コぐらい!!」

「だめだ!!ここはナミさんのみかん畑!!!このおれが指一本触れさせねェ
ナミさん、恋の警備万全です!!」

「んんっ!ありがとサンジくん」

ナミはデッキチェアに腰をかけ新聞を開く
すると一枚の紙がヒラリと落ちた

「「「ん?」」」

「ちらし」

みんながそれに目を向けた



「「「あああああ――――っ!!」」」

そこにいたほとんどの者達(ルフィとウソップとナミ)は叫ぶ




―船は今
 偉大なる航路≠ヨ向かってる―





   
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