小説(恋華夢なし)
□花見パニック!
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「おぉ〜い!近藤さん,こっちだこっち!」
「少し遅れた・・・もうはじまってるか・・・」
「うっひょ〜,こりゃうまそうだぜ!」
「お酒もたくさんありますよ〜」
「わしも差し入れしたき!」
「あら,梅ちゃんもきていたのね〜」
「桜庭!こっちもお酒を頼む」
「は〜い」
「では,あらためて新選組に乾杯〜」
「かんぱ〜い!」
わいわいがやがや,それは久しぶりののんびりとしたみんなの笑顔。
このときばかりは,誰もが任務のことなど忘れておのおのが酒を飲みあい,食べて笑っていたのだが・・・。