小説(恋華夢なし)

□花見パニック!
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桜の花がひらひらと舞っている。

「ふう・・・今年の桜もあと少しで見納めですか・・・」

庭の桜の木をふとみていた山南は,再び机に向かいだすと何やら書き始めた。

「やっと,新選組内も落ち着きを取り戻してきたようですね・・・。しかし,今回の花見事件は書き記しておきましょう・・・」

『4月6日 天気 晴れ・・・桜も満開となり,みなで花見をしようと近藤さんが企画する。少しまだ肌寒くはあったが,それは楽しい宴会となるはずだった・・・』
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