小説(恋華夢なし)

□原田の純情
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「ふわぁ〜あ〜」

昼下がり,やっと起きだしてきた原田は大きなあくびをした。

連日の任務に一区切りがつき,今日は久しぶりの非番である。

「さぁて,何すっかなぁ〜」

ぼーっと歩いていると,とび出してきた人影とぶつかった。

「あだだだだ・・・誰だ!」

おさえていた顔をあげると目の前には奇怪な人形らしきものが・・・

「な・・・なんだ?」

「やぁ,原田君じゃないですか・・・」

「ゲッ!人形がしゃべった?」
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