光馨小説
□※末期症状
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もし僕が死んだら、光は泣いてくれるのかな。
悲しいって、思ってくれるのかな。
記憶に、残していてくれるのかな…。
いつか光が、僕の前からいなくなるのが怖い。
光の中から僕という存在が消えるのが怖い。
だったら
光がいるうちに
光の記憶から僕が消えないうちに
光が絶対僕を忘れられないように
光の目の前で
僕は、消えよう。
大好きだよ、って
極上の笑顔で伝えて。
そのとき光は…
どんな顔をするんだろう。
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