光馨小説

□※絶望の世界からの脱獄
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ああもう嫌だ嫌だ嫌だ。
とにかくムカつく。
何がって聞かれても、癪に障ることが多すぎるせいで何から話したらいいのかわからないから、思ってることの半分も言えないけれど。
簡単に言えるとしたら、どんなに想ったとしても願ったとしても叶わない無駄なことがあるっていう現実に気づいてしまったんだよね。
どうして今まで気づかなかったんだろう、実に滑稽すぎて涙が出てくるよ。



そんな無駄な想いを抱えているのは辛すぎるけれどさよならを言うのも同じくらい辛すぎるから、弱虫な僕は無言で全てを拒否することにした。


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