あげもの・過去拍手・お礼文

□雨宿り
2ページ/3ページ



「俺はミストレだ。お前が雨宿りしてるレストランの店員なんだけど」


「え」


「レストランの前になんか突っ立ってる奴がいたからさ。はっきり言って邪魔なんだけど。」



……なにもそんな事言わなくても




「じゃあ、邪魔者は帰りますよ。」


そうだ、濡れるのも仕方ない

濡れてるだろ とバダップに怒られても知るか。







「待てよ」



「あ゙?なんだよ。」





「…傘、使えば?」


そういってミストレが差し出したのは ビニール傘。




「……どうも」


傘を貰う時、手と手が触れあった。



「…!」

お互いに顔を赤くして。





「じゃ、じゃあ もう帰る。傘ありがとな!」



「エスカバ」


「なんだ…おわっっ!!」

いきなり腕を引かれて、バランスを崩した俺。
そんな俺をミストレは支えた。
華奢に見える割には以外にも力があった。


そんな事を考えていると…




チュッ


「!?」



いきなり 頬にキスされた。




「なな、ななな何するるん、だよ!?」





「…今度、何か食っていけよ。結構うまいぜ?ここのレストラン」









俺は、明日 レストランに行く事を決めた。
勿論 1人で。





次ページ あとがき.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ