あげもの・過去拍手・お礼文

□love me kiss me !
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「好きって言って。」

「だが断る!」



………エスカバとミストレが付き合い初めて、早3ヶ月。しかし…

経験豊富そうなミストレだが、実際は
恋愛にうとかったりするのだ。
だから、エスカバに気持ちを伝えるだけで一苦労。


「なぁーミストレちゃんよぉー好きって言ってくれよー」

「嫌だってばこのエスバカ!」



いつも、2人はこんなかんじであった。

だが、


今日のエスカバは一味違う。






「……好きって言え。」

「なんで命令系…」


「好きって言わないと、もう口聞かないからな。」




エスカバは、生憎まだ子供の様なものである。
というか、まだ中学生なのだが。

しかし、この エスカバの発言は、ミストレに効いたようである。


「…うぅ…………」

なんだかんだでエスカバが好きなミストレ。
口を聞かないのはさすがに辛い。


とたんに エスカバがニヤニヤし、ミストレは悩んだ。



意を決したミストレが、いつもとは全然違う、心細い声で呟いた。


「……………す、…すす…き。」

これが、ミストレの今の限界だった。



「そうかそうか、ミストレちゃんは俺が好きなんだな。だったら…」


エスカバがそういうかいわないかで、
2人の唇は合わさった。

ミストレは目を見開き、エスカバは慣れたかんじで接吻を続ける。





そして――…


「……好きなやつにkissされたんだ。嬉しいだろ?」






エスカバがミストレに蹴られる5秒前。







終.(次ページあとがき!
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