Drama
□おばけ屋敷
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上武「なんで休みの日にこんなとこ来なきゃいけねーんだよ」
華「まあまあ!良いじゃないですかたまには」
上武「俺は暇じゃねーんだよ!」
桜「そこ!ゴチャゴチャうるさいわよ!」
山田「全員強制参加、参加しない者は単位なし・・・本当ムチャクチャだな!」
桜「うるさいわねー!!良いじゃないのよ!クラスの仲をもっと深めるためにも、たまにはこういうこともね〜!必要必要!!」
大澤「相変わらずだな」
『本当ですねー』
なんでこんなに騒いでいるかというと
昨日桜先生がいきなり「もっと仲を深めるために来週の日曜日遊園地に行きましょう!」なんて突拍子もないこと言い始めた。
予想通りやいやい文句を言う皆にお決まりの「単位なし」という言葉を突き付けてきた。
でもなんだかんだみんなちゃんと来てるんだよね。みんなのこういうところ、好きだなー
『んふふ』
大澤「そんなに楽しいか」
『え、何がですか?』
大澤「にやにやしてる」
『・・・い、いつもこんな、顔なんです!』
大澤「・・・そうか」
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桜「さーて!なに乗ろうか!」
華「ジェットコースター?」
梶原「僕、そういうの苦手です」
桃「コーヒーカップ!」
山田「俺、酔いやすいんだよ」
『メリーゴーランド!』
上武「ガキかお前は」
『なっ!メリーゴーランド楽しいじゃん!』
桜「何よあんた達!!あーいえばこーいう!!せっかく来たのに何も乗れないじゃない!!」
上武「もうなんでもいいから早く帰ろうぜ」
これ違うところの方が良かったんじゃ・・・
桜先生の言うとおり何も乗れない
真理「あ!お化け屋敷なんてどう?」
桜「良いじゃない!行きましょ!」
華「え〜!」
ブーイングする人もいたが先生は入る気満々になったようで結局真理さんの意見が半ば強引に採用された
宇垣「おい!これ全員で入いんのか!」
仙波「ちょっと多すぎるわね」
確かにこの人数全員で一気に入るのは難しい
というか無理だろう
桜「それもそうね〜・・・よし!あみだくじしよう!」
山田「は?あみだくじ?」
桜「それでペア作って二人ずつ入ればいいじゃない!」
大澤「あみだくじあるのか?」
桜「・・・華!作って!」
山田「ねぇのかよ!」
華「またですか!?いっつも雑用私じゃないですか・・・」
桜先生のことだから言い出した時からないんだろうなとは思ってたけど言い出しっぺなんだから自分で作ればいいのに
可哀相だな華ちゃん
『わたしも手伝うよ』
華「ありがとう名前ちゃん」
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華「はぁ、やっとできた」
桜「遅いわよ!」
華「だったら自分でやればいいのに・・・」
『まあまあ、とりあえずやりましょ?』
各々場所を決めていきペアが決定した
桜「私はー、仙ちゃん!」
仙波「あら先生、よろしく」
梶原「僕は・・・政代、さん」
政代「守ってやっから」
梶原「・・・心強いです」
『私はー・・・』
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