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□届け!僕の片想い
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『ホントに帰っちゃうんだね…福岡に』

「はい!俺、陽花戸中でも頑張ります!」


エイリア学園との対決が終わり、各地から集められた選手は今日帰る。立向居もだ。雷門中から陽花戸中は相当な距離があるから遠距離になってしまう。と言っても付き合っているわけでもなくただの片想いだけど…。

思いを伝えるつもりはない。秋ちゃんには「絶対伝えた方がいいよ!」って言われたけど、そんな度胸ないし、どうせ片想いだから。


『あ、バスきたよー立向居』


向こうからは空港まで行くバスが来ている

『残念だけどここでお別れだね。元気にするんだよ?』

「………」

『立向居??』

「あ…はいっ!もちろんです!!じゃぁ乗りますね!」


立向居はバス停に置いてあった荷物を持ち上げて、またいつか会いましょう!と言いながら乗り込んだ。


『(ホントにこれでいいんだよね…)』


プシューとドアが閉まる


『(ホントに、ホントにっ!!)』


バスはエンジン音と共に消えていこうとする


『(後悔はないの!?なまえ!!私は、私は!!)』


知らず知らずのうちに体が動き、バスを追いかけていた。
大声で叫んでいても聞こえないって分かってる。…けど!!


『立向居ー!!!大好きだよー!!!!!』


彼は気づかないけど、なんだかスッキリした。


次また会えるんだよね?大好きな立向居!




届け!僕の片想い
(伝わっているといいな)
(伝わりましたよなまえさん!!)



なにを書きたかったのやら

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