けいおん?〜今の自分にできること〜
□自己紹介
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その後、
質問タイムが設けられたが結果的に利吉の回答はどれもクラスとの溝を深めるものばかりだった…
笠松「……そろそろ時間だ。片桐。席は一番奥の窓際だ。わからないことがあったら周りの人に聞くんだぞ。」
利吉「はっ!」
いちいちキリのよい返事をし、利吉は指定された席へと向かう。
澪「まただ。」
心の中で言ったつもりが、思わず口に出してしまった澪。
和「どうしたの?」
澪「いや、さっきから目があうんだ。」
和「目って…片桐くんのこと?」
澪「うん。よくわからないけど…何となくそんな気が…」
和「へぇ、気になってるの?」
澪「いや、なんていうか……どっちかっていうと……………………苦手。何か恐いし。声大きいし。(ブルブル…)」
和にもわかるくらいに澪は震えていた。
利吉(やはり彼女は先程の…)