風亜物語

□出会い
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俺の全てが始まったのは7年前、
まだ、幼等部の年長組の時だった。




従兄の佐久兄は初等部に上がると同時に
サッカーを始めた。
それを見ていた俺もボールを蹴り始めた。
サッカー部は初等部と幼等部は一緒だが、
女子のはない。


1人隅っこでボールを追いかけてるとき、
彼と出会ったんだ、
河川敷で。
名前は一郎太。苗字は___。



いちはひとつ年上らしい。
いちの通う学校は、4年生にならないと
部活動はできないらしい。



このとき「またね」
と別れたものの、また会うつもりは
全く無かった。
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