【会話文】

□I Mean What I Say
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「なァ、ナミ!」

「何よ」

「おれは海賊王になる!」

「うん、なれば?」

「どうぞ、ナミさんロビンちゃん。食後のコーヒーです」

「ありがとサンジ君」

「有難うコックさん」

「どう致しまして〜」

「あ、サンジ、おれにもくれ」

「サンジ、おれミルクティーが良い!」

「はいよ〜」

「そしたら大金持ちだぞ!」

「そうね。ねえロビン、今何時?」

「19時…12分を回ったわ」

「ほれ」

「サンキュ〜」

「チョッパーのは蜂蜜入りな」

「有難う!」

「ほい、てめェは緑茶で良いだろ」

「ああ、悪ィ」

「そしたら、嫁に来い!!」

「「「ブーッ!!!」」」

「良いわよ」

「「「ええええ〜ッ!?」」」

「頑張ってお金持ちになってね」

「おう!」

「おめでとう、ルフィ」

「有難う!ししし」

「ゲホッ…おいコラ待て妖怪ゴム男!!」

「ケホッ…い、行っちゃったぞルフィ…」

「ゴホッ…おいおいナミ〜」

「何よ」

「あんまり揶揄ってやんなよ〜」

「良いのよ。どうせ意味解んないで言ってんだから」

「あら…」

「そうなのか?」

「だっ…だよねナミさん!!本気じゃないよね!?」

「…どうだか」

「何よゾロ?何か言いたそうね」

「別に…」

「ウフフフフ」

「何なの?ロビンまで」

「剣士さんは気付いてたのね」

「チッ…」

「ルフィは、剣士さんとコックさんみたいになりたいんですって」

「「「「…は?」」」」

「剣士さんとコックさんが、夜二人きりで静かにお酒を飲み交わしてる時の様な、穏やかな空気を纏う関係に。ちゃんと意味解って言ったのよ、彼」

「……」

「お、おいサンジ!!」

「うわあ〜!!医者ァ〜!!」

「…お前だろ」

「ウフフフフ。今日の航海日誌に追記したら?」

「…ッ!!バッ、バッカじゃない!?ゾロ!!」

「あァ?」

「あんた、借金倍増よ!!」

「何でだよ!?」





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