ぷらいべーと

□ナイトプール(とその準備)で起きた出来事
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同僚子ちゃんは呆れた顔で。
「後輩子ちゃんも災難ねー。この子、ここらの人みんなにそう言ってるから。気をつけなさい。」

・・・あっ、余計な事をっ。
「・・・へー。みんなに。言ってるんですか。」
恐る恐る目をあげると後輩子ちゃんはにっこり顔だけで笑って。
「そーだ。先輩。こないだの資料のパスワード、ですけど。」
でも目は笑ってなくて。
私の机にあったオレンジ色の付箋を取るや、何事かカリカリと書き込んで。
「伝えるの、忘れてました。じゃ、また。」
一息に言うと、オレンジの付箋を私に握らせて、ぱたぱたと去っていった。
「・・・ねぇ?私、なんか悪い事、言った?」
同僚子ちゃんはいい人なので。心配そうにつぶやいた。
「んーにゃ?・・・気にしないで。」
私は努めて平静を装って。
そっと手の中の付箋を開いた。
そこには彼女の可愛い文字で。
『集合!今すぐ!』
って書いてあった。

オレンジの付箋は『えっちしたい』のサイン。
もらったらおトイレに行って、誰もいないのを確認したら。
とんとんとん。とんとんとん。
ノック3回×2。

するり、と個室の扉が開いて。
中にはぶんむくれた顔の後輩子ちゃん。
ああ、どうしよう、怒ってる顔ですら、可愛い。
「怒ってるの?後輩子ちゃん。」
私はするすると彼女に絡みついて。
「当たり前ですっ。藍子さんの浮気者っ・・・あんっ・・・」
彼女の好きなうなじをぺろぺろってする。
「嘘だ、って。私が一番好きなの、後輩子ちゃんだって。分かってるんでしょう?」
そっぽ向いてる後輩子ちゃんの顔を顎を捉えてこっちに向かせる。
彼女はほんのちょっと抵抗して。
「・・・そんなの。言ってくれなきゃ分かりません。」

「愛してる。大好きだよ、後輩子ちゃん。」

そのまま唇を塞いで。
舌でこちょこちょ、ってするとおずおずと後輩子ちゃんも舌を差し出してくる。
たっぷり愛してるを乗せて。
後輩子ちゃんのつるっとした舌を舐め回してやる。
白いブラウスをたくし上げて。ブラのホックをふつん、って外してやる。
「う、むン・・・ふぅんっ・・・」
まだ弱々しく抵抗してくる彼女の意思を砕くように、熱い唾液をとろとろと流し込んで。
狂おしく彼女の双丘を揉みしだく。
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