ぷらいべーと

□仕事納めの日に起きた出来事
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「かんぱーい!」
今日で今年も仕事納め。
机の上をちょいちょいと片付けて、オフィスで打ち上げ。
私はお酒を持ったまま、後輩子ちゃんのとこへ。

「後輩子ちゃんっ。こっち、来ない?カリフォルニアワイン、あるよ?」
ワインが好きな後輩子ちゃんはたちまち目を輝かせて。
「ワインっ?わー、行きます、行きますっ。」
私の腕を取って、歩き出す。
「こ、後輩子ちゃんっ・・・」
歩く度、彼女の柔らかい胸がふよんふよんって腕に当たる。
「何ですか?藍子さん?」
振り返った後輩子ちゃんは無邪気な笑顔。
「ううん。なんでも。ないよっ。」
後輩子ちゃんの営業部から私のマーケティング部まで、途中、みんながコートをかけておくロッカーが並んでて。
私はくい、と強引にロッカーの隙間に後輩子ちゃんを引っ張り込んで。
通路側のロッカーの扉を開けてその影に隠れる。
「あ、藍子、さん?」
私はもうたまらなくなって。
黙ったまま、彼女を抱きすくめて、キス。
「あっ、ふ、ぅぅン・・・あぁん・・・」
たっぷりと彼女を舐め回して、堪能した後、開放してやる。
「あん・・・藍子さんのばかぁ。こんなとこで、そんなキスっ・・・」
後輩子ちゃんは切なげに見上げつつ、きゅうっ、て抱きついてくる。
「絶対、今に見つかっちゃうんだからぁっ・・・」
私は後輩子ちゃんのお尻をくるくるって撫でて。
「ごめんごめん。我慢できなかったんだもの。・・・じゃ、やめる?」
後輩子ちゃんは困ったように眉を寄せて、きょろきょろと言い訳を探して目が彷徨う。
「・・・あの、先輩のキス、ワイン味で、その、美味しかったから。」
私を見上げて、ぺろ、と小さな舌を出す。
「おかわり、いいですか?」
可愛い。もう、死にそう。
私は持っていた紙コップのワインをくい、と含んで。
「たっぷり。召し上がれ?」
そのまま、口移しで飲ませる。
「ん、ふ、く、くぅん、くぅん・・・」
後輩子ちゃんはまつげを震わせて必死に飲み込む。
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