唯と梓の部屋

□君の名を呼べば Side:梓
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「ねぇねぇ、梓。もうすぐ梓の誕生日だね。」
唯さんは勢い込んで言った。
「え?・・・あ、はい。そうです、ね。」
ここは唯さんの部屋で。
私達は2人とも一糸まとわぬ姿で。
激しく求め合った後で、まだ腰の奥に痺れるような快感の名残が残ってる。
ベッドの中で2人で優しく抱き合って。
こしょこしょってお互いのいいトコをくすぐり合う幸せな時間。
私が一番大好きな時間。
唯さんは私の乳首をくりくりってしながら。
「プレゼント、何がいーい?」
・・・なんて。蕩けそうな甘い笑顔を浮かべて訊いてくる。
私もお返しに唯さんの好きな背中をすりすりって撫でていたけど。

くりくりくりくり。

唯さんの指と舌が私の乳首を弄んで。
徐々に攻勢を強めてくる。
「や、はっ、唯さんっ・・・そんなにしたら、何もっ・・・くぅん、考えられないですっ。」
「ん、そーお?」
一層激しくなる刺激に、私はたちまち張り詰めて。
「あっ、あぅっ、ゆ、唯さん、やぁん、ほんとにだめぇ・・・」
えっちでいっぱいになった頭の中を唯さんの指と舌が這い回るような感覚。
「ふふっ、梓のここ、ぷりぷりになってる。きもちいいー?」
ちゅうって吸い上げられちゃうともうだめ。
「あ、はぅっ、ゆ、いさぁん、私、全然だめなの、そこされると、弱いのぉ・・・」
「ふふっ、胸だけでイっちゃうの、梓。」
唯さんは交互に私の胸に吸い付いて。
「まだ他にもいっぱい梓の弱いとこ、知ってるよ?」
私の乳首をよだれでべとべとにしちゃう。
「ひぃ、んっ、そ、そんなにしたらぁっ・・・」
ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。
唯さんは上目使いで私の反応をみながら、せわしなく私の乳首の間を飛び回る。
「うふふふ。ここだけでそんなにへばってたら、あーずさっ。」
そしてふわふわの柔らかいカラダで私を押さえつけて
「・・・今夜、何回イかせちゃおかなぁ?」
私の耳元でつぶやいて、くふふ、って喉の奥で楽しそうに笑う。
唯さんの指がぷるぷるぷる、ってせわしなくすっかり敏感になっている私の尖端を弾いて。
必死につぶったまぶたの奥でちかちかって火花が散る。
「あーっ、あーっ、あーっ・・・もうだめぇ・・・んぅっ・・・」
ガマンできなくなって、あげた悲鳴にかぶせるように唇を吸われる。
行き場を失った快感が私の中で暴れまわって。
「んふぅっ、んむぅ・・・んーっんーっんぅぅーっ・・・」
自然に腰がびくびくびく、って跳ねちゃう。
私がぐったりとして、動かなくなるまで。
唯さんは徹底的に私をしゃぶりつくして、こね回した。
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