さわ子と紬の部屋

□キモチ、ツタワル。
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乙女モードになっているムギにえっちなコトをするとひどく不機嫌になるから。
そのままムギを抱き締めて。
ふにゃん、と柔らかいカラダ。
ふんわり、と香るムギの好きな香水の甘い香りを胸いっぱいに吸い込む。
ブラのホックを外しそうになった右手をかろうじて止めて。
優しく背中を撫でてやる。
ムギは気持ち良さげに私に擦り寄ってくる。
そして頬を紅潮させたまま、私を見上げて。

「あのね、もし、恋人と痛みや悲しみ、快感や喜びがほんとに共有できたら、すごい事だと思いません?」

ふむ。面白い事考えるのね。
「ふふっ、そうね。そしたら、嬉しい事も悲しい事も。みんな分かち合えるものね。」
「さわ子さんとそうなれたらいいな。」
ムギは私の胸に顔を埋めて。
指で円を描くように、私の乳首を服の上からくるくるって。
「ひゃあんっ・・・こら。私、ガマンしてたのにっ。」
ムギはイタズラを見咎められた子供のように。
「ごめんなさぁい。でもキモチいい、ですか?」
でもさらにしつこくくりくりくりって。だんだん強くしてくる。
「・・・絶対っ、分かっててやってるでしょ?」
睨みつける私に、ムギはにっこり笑って。
「さぁ?知ーらない。さわ子さんのほんとにキモチいいところ、探してるとこだもの。」
「あら。私はムギの好きなところ、いろいろ知ってるわよ?」
私は仕返しとばかりにムギをソファに押し倒した。
「だからえっちの時の快感なら。共有はしてるって言えるんじゃないかしら。」

手早くムギの服を剥ぎ取って。
可愛い薄い黄色のブラとショーツだけにして。
真っ白なお腹をスベスベと撫でまわす。
「まず、お腹ね。撫でられると、たまらなくなっちゃうでしょ?」
「ん・・・うン・・・」
ムギは素直に目をつぶって、うっとりとしてる。
おへそや脇腹をくすぐったりしながら、しばらくその感触を楽しむ。

ふつん、とブラのホックを外すと、彼女の柔らかい双丘がまろび出る。
「きゃっ・・・」
ムギは可愛い悲鳴を上げて両手で胸を隠す。
「だめよ。隠しちゃ。」
私が胸を隠した両手をどけさせようとすると。
ちょっと抵抗したけど、やがて観念したように。
真っ赤になって目を逸らしつつ、抵抗していた両手の力を抜く。
美しい双丘が露わになって。
私は征服感に震えながら、その乳首にしゃぶりつく。
「乳首は舌で苛めるように捏ねられるのが好き。」
左右交互に乳首をくにくにって押しつぶしてやると、ムギはもう黙って刺激に耐えている。
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