律と澪の部屋

□君といつまでも。
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「ね、ここは寒いわ。」
その瞬間、幸にくるり、とカラダを入れ替えられて。
「中で、ね。・・・教えてあげる。」
え?え?何を?課題?それとも・・・
私は小さく抵抗したけど。
背の高い彼女に肩を押されながら、部屋へ入ってしまった。
「あ、澪ちゃん、いらっしゃーい。」
まるでいつものお茶をしているとこへ、入って来た時のような、菖の声。
でもいつもと違うのは、彼女が裸で。
「み、澪ぉ?そこにいるのぉ?」
その隣にも全裸で目隠しをされた晶が横たわっていることだった。
「・・・っ。」
晶の悲鳴に思わず息を飲んだけど。
私の目は彼女の痴態に釘付けになっていた。
「嫌、嫌ぁっ。澪、見ないで、見ないでぇっ。」
彼女の手はベッドに縛り付けられていて、真っ白いわきが眩しいくらいに晒されている。
足は極限まで大きく割り開かれていて・・・膝のところを背中で縛られてるみたい。
女の子のとこを休むことなく苛む、菖の指の動きまでがはっきりと見えている。
思わず両手で口を覆って、息をひそめる私には、くちゃくちゃって音だけが響いてきた。
「なん・・・て、こと・・・」
蚊の鳴くような声でつぶやいた私を椅子に座らせて。
「うふふ。見てて、澪ちゃん。」
するり、と私の脇を抜けて。
身動きできない晶に、菖の反対側から幸が絡みつく。
「あーきらっ。澪ちゃんにいっぱい恥ずかしいところ、見てもらおうねっ。」
幸が私をちらりと見上げると、幸と私の視線がねっとりと絡みついて。
イタズラっぽく私にウィンク。
「あっ、あっ、嫌っ・・・あーっ、だめぇ、そんなとこ・・・ろぉっ・・・」
全く抵抗なくずぶずぶと幸の長い指が、晶のお尻に沈み込んでいく。
「ふふっ、嘘ばっかり。澪ちゃんが来るまで『もっと、もっと』っておねだりしてたのだぁれ?」
幸の言葉を裏付けるかのように、彼女の長い指がスムーズに晶のお尻をじゅぷじゅぷって犯していく。
「ほらぁ・・・晶の好きな指二本で奥めちゃくちゃに引っ掻くヤツ、やってあげるね?」
見る間に小さかったすぼまりは幸の指二本で押し拡げられて。
「あ、あ、あーっ、あーっ、あーっ・・・だって、澪が見てるのに、見てるのにぃ・・・ん、むぅっ・・・」
背の高い幸はお尻を犯しながら、晶の唇を塞いで。
「ふ、むーーーーっ・・・」
晶は、長いくぐもった悲鳴を上げると、ぎゅーって背筋を引き攣らせて、ひく、ひくん、ってカラダを震わせる。
・・・今、イっちゃったんだ、晶。
・・・イく瞬間に唇塞がれちゃうと、おなかの中でキモチいいのが暴れちゃう、んだよね。
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