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□リピートアフター
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闇のデュエルで負けたアイツは僕の中から消えてった。今まで宿を貸してやったっていうのに挨拶もしていかなかった。礼儀知らずな奴。
みんなは口々に言った。"良かったね"って。僕は頷く事しか出来なかった。何も良くなかった。


「本当はそのへんにいるんじゃないの?」


僕の心の部屋には僕の声しかエコーしなかった。こんな狭い部屋の僕の知らない所にあいつがいるかも知れないと思った、ありえないけどさ。

あいつが消えてから僕の心の部屋にあった唯一の扉が消えた。
バクラの部屋に繋がる部屋。重くて冷たくて凄い威圧感の扉。その先に僕は一度も行ったことは無かったけれども、そこがバクラだったのとそこにバクラがいたのだけは知ってた。
でっかくて重そうなその扉をいつだってお前は軽々と開けて僕の部屋へ侵入してくるんだ。


「戻ってこいよ…ばか」


とてつもなく重いその扉は僕には開けられなかった。



―――――
途中であきた\(^q^)/

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