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□むだい(かきかけ)
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フィールドには静かなる魔法使いと黒魔術師の師弟。彼らが俺のフィールドにいてくれたらどんなに頼もしいだろう。
俺のフィールドにいるのはらしくない守備の体制で待機させられているヒーロー達。彼らの力を引き出す為の融合も、彼らのいるべきフィールドに出来るカードもない。
まだこれだけならヒーローを新たに待機させて次ターンにかける事が出来た。今までこの人と戦って来た中で俺は知ってしまったのだ、この人がどういう決闘をするのか。
そう、伏せてある札。恐らく俺が攻撃宣言した瞬間俺のヒーロー達をは殲滅されてしまうだろう。
次ターン俺が求めていた魔法カードを引けたとしても反撃にでた瞬間、ドン☆ってのが目に見えてる。
焦る俺と目があって挑戦的な目で微笑みかけてくるその人は見た目に似合わず、強い。
降参か、ヒーローが玉砕して負けるか、二択だ。今までの俺なら突っ込んでる。最後まで諦めないのがヒーローだ、とかなんとか言って突っ込んでって大☆玉☆砕。いや、負けることは少なかったにしても多少はヒーロー達を酷使していた。
今の俺はカードに心があるのも十分に理解しているつもりだ。


「……サレンダーで」
「男に二言はないね?」
「はい…」


今まで張りつめていた空気がふっと緩む。"俺もちょっと危なかったぜー"なんて言いながら裏返して見せる札は俺の予想とは全く違った。


「え…マジカルシルクハット?」
「十代君ならミラフォ辺りだと思ってくれるかなって。」
「遊戯さんそりゃないぜー…」



―――――
あ き た ヽ(´ー`)ノ

デュエルの描写が書きたかっただけなんです。
十表すきなんです。

気が向いたら加筆…

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