09/21の日記

13:08
台風よりも厄介なのがきた
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日本列島に台風が迫っているが、我が家には次女に初の熱が襲ってきました。
どうも!待合室からこんにちは!


我らがかかりつけ医は、
田舎にしては人が多く、この前も次女の予防接種一本打つのに2時間かかった。
早く行こう!と朝一の9:00前に行った時は終わったのは12:30過ぎだった。
子どもとね!病院て‼本当しんどい!
で、大都会の人がわんさかいるような所だったら納得する。
時間かかったって、そうだよね仕方ないよね大都会だもん。て。
しかし、ここは田舎。
田舎‼他の病院はスイスイいく。けどここは2〜3時間かかる。
くぅ…しかし‼私はここを信頼している……‼‼


そう、ここは丁寧に診てくれるのである。
赤ちゃんの予防接種だっていまどき3本同時接種も当たり前なところをここは一本ずつしか打たない。
打った後も30分は院内待機し、体調に変化が無いか経過を見る。
赤子を連れてだと非常に大変なのである。
正直サッサと打ってサッサと帰りたい。
他の所に行けば可能な事を私は進んでここに来ている。
それは何故と言われたら、先生を大変信頼してるからである。

ここの先生はおじいちゃんである。
本来ならば優しそうなお人柄だが、
いかんせん患者数がハンパない。
それをおじいちゃん一人で回しているのである。
それに看護師は沢山いるが、全員女性。
おじいちゃんは一人で患者を診て一人で女だらけの看護師相手に戦っているのである。
しかも小児科だけではないのがまた大変さを倍増させている。
恐らく、本来は小児科をやってたわけでは無いようだ。が、診てくれる。

長女が産まれ、ここに通い出した時は、
おじいちゃんは疲弊しきってギラギラしており、
こちらの目も見ずに、何なら時には一言も発さず症状は看護師が説明するという時もあった。
よく聞く「患者の目も見ず、話も聞かずに対応する悪い医師」
なのである。


しかし、私は知っている。
疲弊しきってるだけで症状はちゃんと見ている。


長女がまだ1歳くらいの時、
熱が出た。別に元気だったし家で様子を見ればいいが、すでに保育園に通ってたので感染症では大変だからと早目に受診した。
相変わらず無愛想に診察したが、
炎症反応もそんなに無いから大丈夫だと思う、と言った後に一言
「吐き止めの薬も出しとくからね」
と。



吐き止め…?
熱だけだし、長女はすこぶる元気だったので吐くなんて絶対ないでしょ…
薬代の無駄じゃね…?
と心の底から思ったし、結局帰ってからも吐き止めの薬は飲ませなかった。







そしてその晩、長女は盛大に吐き出したのである…!
嘔吐する長女の横で
「せ、先生えぇぇぇぇぇえぇぇええ‼‼‼」
と思わず叫んでしまった。
「先生ぇええぇえ凄ぇよおおおおおぉ疑ってごめんよ絶対先生についていくよおおおぉおおお‼‼」
と誓ったのである。
無愛想だろうが目を見なかろうが話しなかろうがちゃんと診てくれるから構わないのである。



そして次女がお世話になり始めたこの頃は、よそで働いてた先生の息子さん方が週に何回か手伝うようになった。
するとどうだろう。
あの疲弊しきって無愛想だったおじいちゃんが、喋り始めたのである。
この前は次女に向かって

「ごめんねぇ、赤ちゃんに注射するのは僕らも嫌なんだよ可愛そうだから〜」
とか
泣く次女に向かって
「お、危険を察知してるね」
とか言い出したのである。


先生が口を開くたびに
「うぉ…レア……‼レアポケモン以上にレア…」
となり、「今日はいい事ありそう」と思わせてしまうほどの破壊力がある。
先生…、大変だったんだね。今まで。
長女の予防接種も無言でやり続けた日々が懐かしいぜ…


そんなこんなで、次女は突発性発疹の疑いで終わりました。
便がゆるくなり、何度もウンチするのでオムツかぶれも出来たから
「先生、オムツかぶれでお尻が痛いみたいで…」
と言ったが尻を見せて一言
「このくらいじゃ薬はしない方がいいからね、ぬるま湯で毎回洗って」
と言われてマジかよ…毎回洗うのかよ先生…俺、やるよ…頑張るよ…


と帰ってきました。ただいま。

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