山風高等学校

□友情
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【Aside】




教「雨野くんのお父様がお見えです」






俺は教頭に呼ばれ、応接室へと来た



部屋には雨野くんのお父さん、校長、教頭がいて俺と校長、教頭の3人は雨野くんのお父さんと向き合ってるように座ってる




部屋に入っても暫く沈黙で…



この沈黙が……怖い…。









ア父「…この学校にこんな先生がいるとは思いませんでした」




その沈黙を破ったのは雨野くんのお父さんで……



教「あの……相葉先生が何かご無礼を……?」


ア父「…私に説教といいますか。息子の事について言われましたね」




せっ説教って!!!
俺は別に説教なんてしてない!!


ただ俺はお父さんに分かってもらいたくて…。




教「そっそれは…!!誠に申し訳ございません!!相葉先生にはきつい処分を致しますので……」




きつい処分か……

やっぱり…俺クビになっちゃうのかな?



校「…まぁまぁ、教頭先生。そんな事言わないで。相葉先生のお話も聞きましょう」



え……?



教「ですが校長っ!!」


校「相葉先生、相葉先生は雨野さんに何かを伝えたかったのではないですか?」




何かを伝えたかった……。




A「俺は…俺にはまことくんが寂しそうに見えたんです」


ア父「……………………」


A「本当は寂しいんだけど素直に“寂しい”とは言えない。お父さんに何かを伝えたい…そんな風に思ってるように見えて…。俺はその事をお父さんに伝えたかったんです…」




もうどうせクビになるんだったら…いいや。





































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