俺は男だよっ

□揺れるキモチ
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M「やっぱチャイナ似合うね〜俺メイドより好きかも」



松潤がそう言うと、ニノとリーダーも続いた



N「俺はメイドかな〜こっちも好きだけど」

O「オイラもメイド〜!チャイナは足は見えるけど胸見えないじゃん!」


N「あんたが選んだやつだって胸見えないからッ」


O「あ、そっか〜」







そんないつも通りのやりとりを見て松潤、ニノ、リーダーは笑っていた



翔ちゃんは……全く笑っていない…







N「翔さんは?」


S「え!?」


N「どっちの方がいい?」






ドキドキドキ………








なんでこんなに緊張してんの…俺









S「チャ、チャイナ……かな…」


N「チャイナか〜メイドって答えるかと思ってた。まぁこれも結構似合ってるもんね」

S「う…うん」







翔ちゃんはちらっと俺の方をみた





きっと翔ちゃんの事だからさっきの自分の行動の事、気にしてるんだろうな





俺は翔ちゃんと気まずいままは嫌だな…と思い、今までと同じ様に返事を返した






A「ほんと〜?ありがとぉ、翔ちゃん!」







翔ちゃんは目を大きく見開いて凄くビックリしていた





そりゃそうだよね〜さっきまで目も合わせなかったんだからさ




だって、俺から行かないときっと翔ちゃんは自分の事を攻めつづけるだろうから…







あの時はあまりにも翔ちゃんの目が真剣でびっくりしたけど……でも、翔ちゃんは翔ちゃんだから……










翔ちゃんだって男だもん
こんな女の体目の前にしたら……ね










俺はメンバーの中で1番翔ちゃんの事を信頼していた



もちろん、今もしている










ヘタレだから手を出せないとか思ってるのではなくて、こんな体になる前から信頼していた






他のメンバーの事を信頼していない訳ではないけど、翔ちゃんは昔からよく相談にも乗ってくれてたし、俺にとってはお兄ちゃん的な存在で……だから一緒にいて安心出来るんだろうな



でも、なんだろ?
この気持ち……











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