俺は男だよっ

□揺れるキモチ
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N「じゃあこれも写真撮りますか?」


A「あっ撮る撮る〜!翔ちゃん、撮って?」

S「えっ」





………?
俺変なこと言った?



さっき翔ちゃんが撮ってくれたからまたお願いしたんだけど……




N「ほら!早く撮って下さいよ、翔さん!」

O「そうだよ〜まだもう一つあるんだから〜!」






ニノとリーダーが早く撮るようせかすと翔ちゃんは慌てて携帯を取り出した





S「じゃ…じゃぁ撮るよ」





………翔ちゃん、俺の顔全然見ようとしない!!


んもぉ!ヘタレ!







写真を撮り終わると翔ちゃんはみんなに写真を送った



M「お、きたきた!サンキュー」



O「相葉ちゃん、じゃあ次これ着て!」


A「うん。じゃあ着替えてくる。翔ちゃん、来て」




そう言って翔ちゃんの腕を引っ張った





S「えっちょ………!」




翔ちゃんは戸惑っていたけど俺はおかまいなしに進んだ




洗面所に入り扉を閉め、翔ちゃんの腕を離した


すると翔ちゃんは“な、なに?”と聞いてきた






なにって……
まだ目合わせようとしないし





A「ねぇ、翔ちゃん。翔ちゃんさっきの事気にしてるでしょ」


S「えっ!?」



あ。やっと目合わせてくれた





A「気にしなくていいから。逆にそんなあからさまに避けられる方が嫌だ」


S「いや…だって俺、あんな事しちゃったし……」


A「あんな事って何?俺別に何もされてないけど」


S「………え?」








だってほんとの事じゃん

ただ手首掴まれて見つめられただけだし、顔が近づいてきたけど結局なにもされなかったし




A「だから、今まで通り普通に接してくれないかな?それに、もしあの時何かされてたとしても翔ちゃんの事は嫌いになったりしないし、現に今だって翔ちゃんの事信頼してるよ?」






すると翔ちゃんは“えっ”と目を見開いて少し難しい顔をしていた




S「…ねぇ、相葉ちゃん……俺さ、相葉ちゃんが思ってるような人間じゃないよ?」




俺の思ってるような人間…?
どうゆう事??



S「俺の事信頼してくれてるのは凄く嬉しいんだけどさ……その…」


A「……もしかして……迷惑?」


S「いやっそんな事は思ってないよ!!ただ…その…」



もう!はっきりしないなぁ!
だからみんなにヘタレとか言われるんだよっ!!










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