俺は男なの?

□消してやるよ
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S「雅紀…」

A「ヒック…しょ………ちゃん…うわぁぁぁぁ!!!」



俺は翔ちゃんの胸に顔を埋めて思いきり泣いた



ぽん…ぽん…



そんな俺を見て翔ちゃんはカケルとミヤビをあやすように俺の背中をリズム良く叩いて…



S「雅紀、もう大丈夫だよ。もう俺がいる。アイツにはもう指一本触れさせない。俺が雅紀の身体に染み付いてるアイツの感覚…全部消してやるよ…もうアイツの事なんて思い出せないくらいに……」

A「ふぇ………翔ちゃん…///」


翔ちゃんはそう言って俺をゆっくりとベッドへ押し倒した





あ………////

でも翔ちゃんの顔が近づいてきた時…




ガタッ………パタン…





と扉の音がして……




A「な…に…?今の音…も、もしかして……」



俺はディレクターが入ってきたのかと思って身体が震えだした



S「大丈夫だよ。ちょっと待ってて、見てくるから」



と翔ちゃんは俺の頭を優しく撫でて俺から離れた


でも俺は翔ちゃんと離れるのが嫌で…




きゅっ



っと翔ちゃんの袖を掴んだ



S「どうした?」

A「…一人にしないで…。翔ちゃんと離れたくない………」

S「わかった。じゃぁ一緒に行く?もしアイツだとしても俺が守るから」



翔ちゃん……///



A「うん……」










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