俺は男だよっ

□揺れるキモチ
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【Aside】


翔ちゃんがボ〜っとしているから熱でもあるのかと思い、俺は翔ちゃんの額に触れ確かめた



ん〜。熱はなさそうだけど……




えっ!?!?













突然手首を掴まれどうしたのかと思い翔ちゃんをみた


すると翔ちゃんは俺の目を真っすぐ見ていて決してそらそうとしなかった





翔……ちゃん……?




あまりにも真っすぐに見つめられていたから俺も目を反らすことができず、翔ちゃんの目をみていた






S「相葉ちゃん……俺…」



そう言い、翔ちゃんの顔が少しずつ近づいてきた



えっしょ……翔ちゃん!?





いつもと違う雰囲気の翔ちゃんに戸惑いつつも俺は抵抗することもなかった


とゆうか……出来なかった








ドンドンドン!





N「ちょっと!!遅いよっ」






ニノの声で翔ちゃんがハッとして急に俺から離れた





翔ちゃんは“ごめん”と謝っていたけど…



何を言おうとしたの……?
何を……しようとしたの…?




俺らは気まずい空気のままみんなの所へ戻った










翔ちゃんの瞳に吸い込まれそうだった…
翔ちゃんが……凄く男らしくみえてドキドキした……



俺…心も女になっちゃったの…?





俺はそれからしばらく翔ちゃんの方を見ることが出来なかった



翔ちゃんをみると……思い出してしまうから……





O「あれ?相葉ちゃん顔赤くない?翔くんに何かされた(笑)?」






っ!?!?!?
俺そんなに顔赤い!?





ちらっと翔ちゃんを見ると凄く困ったような顔をしていて………





A「なにもされてないよ〜だっ」



ふと俺の口から出た言葉。





何故こんなことを言ったのか自分でもわからなかったけど…多分、翔ちゃんが困っている所を見たくなかったんだと思う……




すると翔ちゃんの顔が困った表情から驚いた表情に変わった




そんな翔ちゃんを見ていると目が合い、俺は反射的に反らしてしまった





ただ目が合っただけなのに俺の心臓がバクバクいってる……


ホント……俺どうしちゃったの!?









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