Novel-Short-@

□2014〜S Happy Birthday〜
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A「翔ちゃんまだかなぁ」


次の日、俺は仕事が早く終わったから速攻で家に帰り翔ちゃんの帰りを待った

家に帰ったらまず俺はケーキを焼いて、翔ちゃんが帰ってきたら軽く食べられるものと+αを作って、お風呂の掃除をした


ケーキはサプライズで出すんだ!
翔ちゃんには
「ケーキは当日の夜食べようね」
って言ってあるからきっと驚くだろうなぁ!


てか…なんか俺奥さんみたい(笑)
でも大好きな人の為にすることって楽しいよね♪


あ〜翔ちゃんに早く会いたい!
翔ちゃんの帰りが待ち遠しいよぉ!!!




そんな事をしているといつの間にか23時を回っていて…


A「翔ちゃんから連絡ないなぁ」


終わったら連絡してくれるって言ってたし…


A「のびちゃってるのかな」



よくある事だからね。
この仕事はしょうがない。



俺は自分にそう言い聞かせ携帯を握りしめテレビを見た
でも内容なんて全然頭に入ってこなくて…
時計ばかり気になっていた



A「もうすぐ0時になっちゃう…」



カチ…カチ…カチ…



と時計の音が部屋に響いていて…



…あと3分で0時だ
間に合わないかな…



そう思いメールで翔ちゃんに”おめでとう”と送ろうとした



あと数秒で0時。
俺は送信ボタンに指を伸ばした




バンっ!!!!!




すると勢いよくドアが開いて…



S「雅紀っ!!」



と翔ちゃんが息を切らせて入ってきた



A「翔ちゃん…」


帰ってきた…



23時59分54秒




俺は急いで翔ちゃんに駆け寄り抱きついた
俺が抱きつくと翔ちゃんも優しく抱きしめてくれて…



S「雅紀、ごめんな?遅くなって」
A「ううんっ大丈夫!翔ちゃん、誕生日おめでとう!!!」



1月25日0時0分03秒


俺は翔ちゃんに抱きつきながら言った



S「ありがとう、雅紀と一緒に誕生日を迎えられてほんとに嬉しいよ」

A「俺も!ふふっ凄い息切れだね(笑)」

S「現場でも走ったし駐車場からここまでも走ったから。やっぱさ、一番最初の"おめでとう"は大好きな人から言われたいじゃん?」

A「翔ちゃん…///」



俺の為にここまで走ってきてくれたんだね。
嬉しい!!


A「もぉ!翔ちゃん大好きっ!!」
S「ははっ」
A「走ってきて喉乾いたでしょ?飲もっ」
S「おう!あ、俺飯食ってないから腹も減ってんだよね」


やっぱり(笑)


A「だろうと思って軽いもの作ってあるよ」
S「さすが(笑)ありがとう!」
A「うん、じゃあ翔ちゃんは座ってて!すぐ準備しちゃうからっ」
S「いいよ、手伝う」


んもう!
分かってないなぁ


A「だぁめぇ!俺がやるのっ翔ちゃんは誕生日なんだから何にもしなくていいの!」
S「そう?」
A「そうっ!大好きな翔ちゃんの為に頑張ったんだもん!最後まで頑張らせてよ♪」
S「じゃぁ…お言葉に甘えて///」
A「まかせて!」

と俺達は玄関からリビングに移った






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