山風高等学校
□ごめん
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雨「…俺はこの人に会えた事、感謝してるよ。始めは正直ウザかった。人の心にズカズカ入ってきて何だコイツとか思った」
…………………雨野くん
雨「でも…この人凄く真っ直ぐで…素直で…。あの学校のほとんどの奴らが芹沢の事を信じなかったけどこの人は違ったんだ。この人は芹沢の事を上辺だけじゃなくて本当に信じてた。あの時少し芹沢が羨ましいと思ったよ。こんなに信じてくれる人がいるなんて…って。親父との溝もこの人が埋めてくれたんだ…。 その時…俺もこの人なら信じられるかなって思った。 この人に会えたから俺はまともに生きようと思った。この人に会えなかったら俺は今でも人の痛みの分からない腐った奴のままだった」
A「雨野くん…」
そんな風に思っててくれてたんだ…。
ありがとう…
「あーあーうぜぇうぜぇ!」
雨「頼むっ頼むからこの人だけは逃がしてくれっ」
と雨野くんは土下座をした
A「ちょっ雨野く……っ」
「そうゆうのまじでウザいんだけど。逃すわけねぇじゃん。お前を変えたコイツが今1番うざいんだからさぁ」
A「わ……っ」
そう言いながら男の人は俺の胸ぐらを掴み、拳を振り上げた
…っ殴られる!!
と思った瞬間、
ドンッ
と、俺の身体は横へと飛ばされた
え?
なに?
今誰かに押された気が……
地面に倒れ、自分がいた場所を見てみると…
A「っ!?!?!?」
雨「っイッテ……」
男の人の拳が雨野くんの頬に入っていた
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