02/27の日記

07:42
卒業式を終えて
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本当は昨日書くべきだったんだけど、
どうも実感に欠けたので。

つい昨日、卒業してきました。
昨日、高校生が終わってしまいました。
もう子供じゃないんですね。
大人になるんですね。
今まで当然のように共に過ごしてきた
仲間たちが、進学、就職へと
バラバラの道を進んで行って、
もう二度と前みたいに同じ場所に
集まって授業をうけて、放課後騒ぐ
ってことが出来ないんですね…。
進学の私は、まだあと二年間
授業をうけることができるけど、
場所とメンバーが違う。環境も違う。
就職の人達なんて"学生"を卒業し、
"社会人"になる。
一気に大人の世界に入ることになる。
まだ学生の自分と社会人になるクラスメイト
一体どんな関係になるのかな。
皆同じじゃなくなるんですね。
自分の進む道次第で変わっていくんですね。

卒業式の日、私は
「きっと実感がわくのは次の日の朝」
って行ってました。
本当にその通りで、
朝いつもの時間に起きても
行くところが無いんです。
もう高校には行かなくて良いんです。
もう二度と行かなくて良いんです。
駅で友達と待ち合わせして、
一緒に電車乗って、少しのスペースがあれば「当たりだ!!」なんて喜ぶ習慣がついたのはいつからだろう。
目的の駅から出て学校へ向かう道中、
私が気付かないように後ろから
後をつけられるようになったのは
いつからだろう。
結局、一回も気付くことができなかったね。
校門前で先生が待ってるのがすごく
楽しみになったのはいつからかな。
三年生になったとき、本格的に先生に
ゾッコンになりました。
先生大好きな友達と、体育祭やら
学園祭やら写真を撮りまくりました。
もちろん、卒業式の写真も
友達と同じくらいの量を撮りました。
幸せな時間だった。
螺旋階段を必死にのぼって教室に。
ドアを開けて「おはよー」って。
三年の最初の頃は挨拶して入っても
返事が無言でショックをうけてたことが
何度もありました。
そういえば、気付かないうちに
返事が返ってくるようになったんですね。
そんな大きな変化にも気付かないほど
クラスに自然に馴染めたんですね。
どの授業も楽しかった。
先生がみんな個性的なのもあって
中学時代に苦手だった教科が好きに
なってました。
この三年間で私は変わることができた。
とくに三年生はとても濃い一年。
クラス委員になりました。
上手く説明ができない、注意ができない
クラスの反応に左右されるという
悩みに苦しんで、一回学校で
マジ泣きをしてしまった。
言葉も発せれないほど、泣いてしまった。
その経験は黒歴史ではあったけど、
それをきっかけにクラスへの接し方が
変わったような気がします。
六月から十月にかけて、アニメ製作を
しました。
四人のグループで夏休みも惜しんで
学校に行きました。
先生の協力のもと最初から
全て自分たちで作り上げてきた。
グループ内での悩みもじつは沢山
ありました。
沢山苦しみました。
今は笑って話せることになって
良かった。
文集製作をしました。
文集係が6人いて、その中の
仕切る役を任されて、
最初は戸惑いました。
でも、みんな仕事を完璧にこなして
くれて、いろんな先生に絶賛されるほど
良い出来になりました。
これはみんなの力、努力の結晶です。
本当に素晴らしい三年間。
もう終わりなんですね。
この高校は最初は嫌だったのに、
今は大好きな高校になりました。
母校って言った方がいいのかな。
卒業は辛いけど割りきらなきゃ
いけません。
まだ終りたくないけど…。
終止符をしっかりつけないと。
まだまだ書きたい思い出沢山あります。
書ききれないだろうから
ここらへんで。

最後に、
昨日の答辞が素晴らしすぎて
なんども泣きそうになりました。
その中の一言
「さよならじゃなくて、いってきます」
こと言葉、大好きです。

バラバラになっても
住むところが遠くても
また会ってお話しよう。
遊ぼう。
それができるから友達なんだ。
少なくとも三年間は
同じ道を歩んできた
仲間なんだから。

友達、仲間、学校

精一杯のありがとう

大大大好き



新たな道へ

いってきます。

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