普通の夢

□スクール
1ページ/1ページ

俺はとある理由で女に扮して女子校に通っていた。校舎はとても広く、エスカレーターまでもがある。
セーラー服、黒い靴下、カツラで俺は生活していた。周りには俺より背の高い生徒がちらほらいて、俺は男だということに気づかれていなかった。そして俺は俺で、女子生徒として楽しく過ごしていた。

しかし、俺は途中で嫌になった。誰も、俺が男だということを疑いさえしない。ヒステリックを起こしそうになったため、俺は女装をやめることにした。

そして、久しぶりに学ランを着る。
次に、友達の目に入るように目の前を歩いた。

「なんであんた男装してるの?」
かなり差別的な目で見られた。
「俺、…実は男なんだ!!」
「はぁ?なにその冗談ウケる〜ww」

笑われた。正直泣きそうになった。

「じゃあそういうことだから…」
といって、せめて俺が男だと信じてもらえるように、自分にできる最大限かっこよく聞こえるだろう声で‘じゃあな!’と言い、女子生徒に手を振りながら速足でその場を去った。



そうだよなぁ俺が女装してこの学校に勝手に入学したんだから…
今さらなんでばらそうなんて…
あーあもうみんなと顔あわせられないや。

END
という話
なぜ俺は女装してたのかさっぱりわからん
そういう趣味は無いはずなんだけどね。
女の子達との学校生活は楽しかったですけれども
でも冗談って言われたときは本当にショックだったな、ガーン( ̄○ ̄;)ってね!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ