普通の夢
□『―帰りたい―』
2ページ/2ページ
『私』は思った。
その男に背を向け、暗闇と星と、この星から大きく見える地球を眺めながら、淡々と言った。
「なぜ、その遺体を
地球に持ち帰らなかったのですか。
帰りたかっただろうに。
皆に、家族に会いたかっただろうに。」
「帰りたいはずなのに。」
「「帰りたいのに。」」
そう言って立ち尽くす『自分』と
しゃがんで静かに泣きじゃくる『自分』
が
重なっていた。
暗闇と星と地球が、綺麗だ。
――――――――――――
いろいろ想像してみてネ(o~-')b
結構切なかった。
もう誰が誰なんだかワカラナクナテキタヨ(o~-')b
感想マッテマス(o~-')b