掲示板

▼書込み 

08/11(Sat) 12:57
今回のアイコンは『青いトリケラトプス』です!
緋流禁歌(歌ちゃんさん)

先程、掲示板で報告しました話です!

今回は「俺」になっていて、一人の女性(君)に恋をしていました

向こうの世界で経験したことを、「俺」視点で書きたいと思います



[8月11日(土)]
「七つの大罪。強欲と愛敬」



「さ〜て。今回の依頼は達成したし、後は依頼主のところに届けるだけね」
君はとても上機嫌に、網の中に掛かった魚を眺めている。
魚の色は金。金塊を沸騰させるこの魚が、今回俺達に課された依頼物である。
今回の依頼は、この湖に住む巨大な黄金の魚を手に入れることだった。
どこかの大富豪の依頼。大富豪は、その魚を渡しに来た暁には、自分の財産の大金と大量の宝石を分け与えようと言ってきた。
依頼を受けるかどうかを決めるのはいつも君次第だ。
お金と権力でしか動かない君。それと女神のような美貌を持つ君。
君がその身体に、強欲の大罪を持っていようが、俺は君を愛していた。
「あーっ!!こんなところに釣糸なんか残すんじゃないわよ!」
俺達が仕掛けた網に、前に誰かが来て、そのまま放置された釣糸が絡まっていた。
魚はもう捕らえている。後は網をひくだけだった。
「皆!今すぐこの釣糸をほどくわよ!」
君の合図に、俺も皆も急いで作業に取りかかった。
釣糸を切れば良い話――そう思うのだろうが、何しろ相手は巨大な魚だ。通常の糸では切れてしまうので、簡単には切れないワイヤーを用いて魚を釣るのだ。
釣糸は全部外された。
と思いきや、まだどこかが外されていないらしく、網を引き上げることは出来なかった。
「あとどこよ!って、あーっ!!あそこ!」
君はそう言って、ある一点を指差した。
そこは、足場の腐った、辺りには何も掴むものがない場所に、釣糸が仕掛けられていた。
「……冗談じゃないわ。誰か!あの釣糸を外しに行ってちょうだい!」
そう君は命令する。
誰もが行くのを躊躇った。特に君がだ。
足場の悪いあの場所では、高確率で通った瞬間、湖にドボンだろう。
だけど俺は、誰かが動くよりも先に、俺は君に振り向いて欲しいが為にその場所へと走った。

――ドボンッ

あ〜、やっぱり……
………
……

「ありがとう!でかしたわよっ、○○君!」
何だかんだで魚を捕獲することに成功した君は、全身ずぶ濡れになった俺にそう言って、俺に笑顔を向けてくる。


(↑上記に続きます!)

☆の付いている部分は必須項目です。

名前

題名

メッセージ
1,000文字まで

あなたのフォレストID

あなたのパスワード

リンク

削除pass

文字の色



アイコン


画像認証
不正な書込みを防ぐために行います。下の画像に5桁の文字が書いてありますので、その文字を半角英数字で入力してください。文字が読みにくいときはで画像が変わります。

文字入力:

投稿規約をご確認のうえ、同意する

※投稿規約をお読み頂き「同意する」にチェック入れて送信して下さい



[戻る]



©フォレストページ