夢日記小説

□流るる指 隔たり
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恋斗は音のする方へ向かった。
段々と視界が開け、気味悪く明るくなった。すると、廊下の壁際にはたくさんのクラスメイトが足を抱えて顔を押さえて座り込んでいた。すすり泣きの正体はこのクラスメイトたちだった。
その風景は奇妙だった。みんな縮こまっている。妙だ。


なんだ!?みんなどうしたんだ!?
どうして顔を…


壁の凹凸の所に人の影が見えた。誰かがクラスメイトに向けて何か腕を振りかざしている。


和哉先生!?何してんの!?
…ひッ!!
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