夢日記小説
□流るる指 躍動の赤
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「ぃっ…
おいっ
恋斗!恋斗!?
聞いてる?」
はっ
「え…」
「どうしたん?急にぼーっとしちゃってさ」
「あ…オレ、バスケしてたんじゃあ…」
「はぁ?それいつのはなし?もうあれから2時間はたったぜ」
「え、なにそれ」
でもオレ、まだユニフォーム着てるよ…?
「恋斗ー」
はっ
「せんせぇ…」
保健の先生がオレを呼び止めた。
「あれ、また…」
オレ、今あいつらとしゃべってたような…。
オレ、今どこにいるんだろ?今何時?まさか、記憶障害?