□Voice...
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真夏日。

何やら花野アナは今大注目の「珍獣流れるプール」の中継をしていた。

テレビの向こうからでもそのオタケビと悲鳴がひしひしと伝わってくる。

花野アナは惜し気もなく水着姿で取材を敢行。
子どもから親父まで、様々な人の注目を集めた。




最高気温と共に最強珍獣を紹介し、流される珍獣にガブリ。

決死の取材は「珍獣流れるプール」をここぞとばかりに宣伝。


今年はぼろ儲けの気配が漂った。






何せここ数ヶ月、あの連続殺人事件は起きていない。

そりゃみんな家から飛び出すハズだ。


ほとんどの人間が、変死体より変動物の方に興味がいくのだった。











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六話
...太陽も休みとれ...

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