Library of star
□キスの魔法で
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ねぇねぇ、君は好きな人はいる?
わたしはいるの!
「先輩!」
大好きな、後輩の子・・・
キスの魔法で
『梓君!どうしたの?』
「先輩に早く逢いたくて・・・来てしまいました!」
『もー、からかわないの!』
きっと君はなんの気もなしに言ってるのかもしれないけど・・・
その言葉だけで、とっても嬉しいんだよ?
「からかってるつもりなんてありませんよ、僕はいつでも大マジメです」
『え?でも・・・』
「信じてくれないんですか?僕は・・・先輩が好きなんですよ」
その瞬間、何が起こったのか理解できなかった。
ただ時間が止まったかのように思えた。