名探偵コナン
□第3話
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「へぇ〜、コナン君に似た男の子?」
「えぇ。梓さんがかなり似てると・・・」
舞台は、はたまた、喫茶店ポアロ。今日は上の事務所の娘・毛利蘭が親友と待ち合わせ。梓と安室がコナンに似ていた男の子の話をしていた。
「で、でもメガネは・・・」
「かけてなかったわよ」
「じゃぁ、この人に似てます?」
蘭は2人に1枚の写真を見せた。そこには蘭と高校生探偵・工藤新一が映っていた。遊園地なのか
背景に観覧車が入っている。
「う〜ん・・・・まじまじと見てないからねぇ・・・」
「そうですか・・・」
梓の言葉に落胆する蘭。そんな彼女に、見た男の子の特徴を思い出して話し出す。
「ごめんね。でも蘭ちゃんと彼、同い年でしょ?」
「はい。高2です」
「じゃぁ、違うわね」
「?」
「だって、私が見た子は幼い感じ・・・中学生かな?制服も違ってたし・・・」
「制服?」
「白のブレザーで可愛いデザインの・・・」
そこへカランコロンと来店を告げるベルが鳴り、いらっしゃいませと声をかけようとしたその時・・・。
「いらっしゃい・・・・あーー!」
「はい、僕がどうかしましたか?」
「そそ・・・その制服・・・」
「制服?」
梓が驚愕の声を上げ指を指す人物・・・。そこには、【工藤新一】に似た男の子が白いブレザーを着て立っていた・・・。
「し、新一・・・!?」
「新一?僕の名は【九條新】ですが・・・それに、初めてこの店に入りました・・・」
「「「へ?」」」
蘭が新一の名を呼ぶも男の子は眉を顰め、自己紹介をし、初めて来たことを話した。梓・安室・蘭の3人が揃って目を点にした。