名探偵コナン
□第18話
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零と真人が晩酌している頃、真幸達も北海道のとあり高級ホテルの大食堂にて夕食を食べていた。
「お嬢様、本日のメイン[真鯛のポワレ]でございます」
カタンと料理が支給される。専属執事・スノーによって。他の生徒達も各専属執事から支給さされ、料理を食べながら話に花を咲かせている。
『ありがとう、スノー。で、明日からゲレンデ、他校生も使用するそうよ』
「ゲッ、マジ?せっかく貸し切り状態で楽しんでたのにー!最悪」
「飛行機は、学校専用、ホテルは貸し切りに出来てもゲレンデまでは無理だったか・・・」
翔は、運ばれてきた料理にナイフを入れながら憤慨する。その隣で新は楽しいそうに料理を食べながら笑みを浮かべる。もちろん、彼等も執事付き。
「お嬢様、明日からはコンタクトレンズを。用意しておりますので。それに今回はノアがいません。十分に気を引き締めてなさって下さい」
『あ、そうだったわ。ノア君、今パパの所なのよね』
「はい。彼は元々、旦那様専属執事です。それをお忘れなきよう」
『スッカリ、忘れてたわ。・・・でも、守ってくれるのよね?スノー』
「はい。真幸お嬢様の執事ですから」
スノーは真幸の言葉に微笑んで、彼女の前にデザートの皿と紅茶を入れたカップを置いた。