名探偵コナン

□第6話
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ここは、伊豆高原の別荘。鈴木園子、毛利親子、コナンの4人達は、園子のテニスの特訓とベルツリー急行の埋め合わせを兼ねてやって来た。

車の中で小五郎が得意げにスペシャルコーチを2人を呼んだと話していたが、そのコーチが・・・。

「行きますよ?薫」

「へいへい・・・」

テニスコートで打ち合うイケメン2人組で、コートの外では、ギャラリーが出来ている有様。

「(なんで、安室さんと東さんっ!?そして、安室さんのサーブ早いけどそれを打ち返す東さんも凄いっ!!)」

呆然と立ち尽くす、コナンの横に真幸がいた。彼女曰く、東さんに付き合わされたらしい・・・。

「凄いですね。安室さんと東さん」

「あぁ、ジュニアの大会で優勝したらしいってポアロの店長に聞いた時は驚いたよー」

「まぁ、その直後に肩を痛めて、この数のサーブは、打てないんですが教えるだけなら支障はありません。でも、僕よりも薫の方が適任かと思いますが」

「へ?」

一通り打ち合いが終わると2人の所へ小五郎達が集まる。安室のサーブに感激する3人に対し、彼は、東の方がコーチに適任だと話す。

「だって、彼は。インターハイまで出た実力者ですから・・・」

安室の説明に驚いて、東を見る3人。当の本人は、真幸を相手に打ち合っていた・・・。

「真幸、まだやれそうか?」

『ん』

「よし。じゃあ、これでラスト」

大人の東に難なく付いていく真幸。右手で打ち返すホームは、見惚れるほど美しい。

東は、これでラストだと言い、真幸の左側へとボールを入れる。

「嘘・・・あれは難しーー」

彼の容赦ない行動に流石に取れないと思い、焦る小五郎達。しかし、落ち着いている東と真幸。

『フッ、忘れないでよねっ!私が左利きだって事!!』

あろう事か、彼女はコートに入るギリギリでラケットを右手から左手に持ち替え打ち返したのだった・・・。安室をも凌ぐ実力にその場にいた全員が凍り付いた事と言うまでもない。

『ふー、疲れた・・・』

真幸は、東との対戦を終えるとコナンの所へ汗を拭きながら戻って来た。

「ま、真幸姉ちゃん・・・凄いね。あの返し方、どこで習ったの?それに左利きだったなんて」

『あぁ、学校で習ったよ。左利きだったのは、元々。小学校入る前に右利きに直したんだけど、癖が出ちゃた』

ニコリと笑って話す真幸に、笑顔が引きつりつつも、そうなんだぁと笑って返す。内心はバクバクで安室以上の怪しさを感じたコナンであった・・・。
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