名探偵コナン

□第8話
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夜10時、警察庁警備局警備企画課では、零の隣で真人が項垂れる。

「うー、疲れた・・・。零、あとどれくらい?」

「んー、30分くらい。てか、終わったら帰れ。真幸ちゃん待ってるんだろ?」

「この時間なら寝てる。新達と一緒に居るし心配ない。あ、春と夏達帰るのか?」

「あぁ、お前も終わってんだろ」

「零」

「お前、家泊まれ。良いよな、春?」

「あぁ、降谷。車、修理に出てるんだっけ?」

「え、ええ。少々、犯人確保で」

「んじゃ、泊まれ。どうせなら、諸伏もどうだ?1人増えても構わん」

「良いんですか?ご迷惑では・・・」

「良い、良い。降谷も終わったし、帰るぞー。じゃ、お疲れさん」

春樹を先頭に夏樹、千秋、冬花の兄妹と真人、降谷、諸伏が駐車場へ向かう。

駐車場に着くと、降谷と諸伏の足が驚きで止まった。それもそのはず、ベントレー・ステートリムジンをはじめ、トヨタ・クラウンのアスリートGの青・ピンク・紫が綺麗に横並び、極め付けは、真人が持つフェラーリのGTC4ルッソ。高級車がズラリと並ぶのを見るとゴクリと唾を飲み込みざらるにはいけない。

「どうした?零、景光」

「いや、この車」

「へ?俺の愛車」

「愛車って左ハンドル」

「あぁ、俺も実は左利き。まぁ、乗れって」

動かない2人を真人は、強引に車に乗せ、クラウンの後ろを付いて走らせた。

車が止まったのは、警察庁に程近い高級マンション。地下駐車場からエレベーターに乗る。

エレベーターから降りると長い廊下が
現れ、目の前にドアが一つあるのみ。驚いている零と景光を尻目に春樹がカードキーで開け、中へ入る。

「着いたぞ。ただいまー」

「「お、お邪魔します・・・」」

中へ入ると、モデルハウス並みに広かった。春樹によるとこのフロアと1階下のフロアが行平家の所有物らしく、ゲストルームもあるので零達はそこに泊まることに。ちなみに、1階下のフロアには、真幸達の生活スペースで自分達が帰ってきた翌日にこのフロアで朝食を一緒に取るようにしているらしい。

春樹達は用件だけ言うと、それぞれの部屋へ引っ込んだ。真人は、零達のゲストルームへ案内する。

「零がこの部屋で、景光が隣。各部屋にユニットバス付いてるから。朝食は6時。さっき案内した場所で。じゃ、おやすみ」

「「あぁ、おやすみ・・・」」

部屋に案内して、朝食時間を告げると、くるりと背を向け自分の部屋へと元来た道を戻って行く。零達は彼の背中を見送ると、指定されたゲストルームに入っていた・・・。
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