名探偵コナン

□第13話
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零が真幸に銃を突きつけた週明けの月曜日。真人は愛車を学校へと走らせた。敷地内の駐車場へ止め、校舎の中へ。真幸達の担任・鳴海と中等科生活指導の神野が出迎えた。挨拶を済ませ、2人と共に会議室へ。

「すみません。こんな朝早くから集まって頂き、ありがとうございます」

会議室には、校長をはじめ中等科・高等科の全職員が集まっていた。真人は、深々と頭を下げる。下げ終わると席に着き、一昨日の出来事を話始めた・・・。

「幸いにも本人達には怪我はありません。ですが、一昨日起こったばかりで心の傷が癒えてない可能性があると思います。心のケアは家族としてできる限りしていきます。先生方にもご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します」

真人は言い終わると、深々と頭を下げて着席した。暫くして、校長が質問や意見等ありますかと全員に尋ねてきたが、誰も口を割らなかった。校長の合図と共に終わり、先生方が退出して行く。真人は退出していく先生一人ひとりに頭を下げた。

真人は、先生方が退出したのを確認すると緊張の糸が切れたのか椅子に崩れ落ちるように座り、息を長く吐いた。

「お疲れさん。立派だったぜ」

「安藤先輩・・・」

真人の肩をポンと叩いてやってきたのは校医の安藤司と妻の南。2人の息子・翼が真幸のクラスメイトだ。

「この間、医務室に一緒来た2人のどちらかだろ?」

「あー、金髪の方です。名は降谷零。俺の同僚です・・・」

「しかし、怖かっただろうなぁ。銃を突きつけられるのは。初めてだっただろ?」

「はい。俺も警察官なんでメンテナンスで持ち帰ってきたことがありますが、物珍しそうに見るだけでしたけどね」

「俺達も出来るだけのケアは、する。真珠さん達の意見は?それに新達の親、椿さん達は?」

「俺の両親は普段通りの生活をと。椿さん達も同意見です。昨日、椿さん達が来て、新達とホテルへ。1週間は、ホテルで過ごす予定です。登校出来るまで時間はかかるとは、思いますが成績に関しては心配ないかと」

「成績・・・って、この際関係無くね?」

「まぁ、俺達が教えれば落ちたとしても直ぐに上がりますよ」

「流石、首席卒業一家。いう事が違うぜ。お前、なんで高等科卒業して直ぐに警察学校に入ったんだ?大卒で入ればキャリア組だったのに」

「ハハ・・・。それでも良かったんですが、ある人との約束で進路が変わったんですよ。まぁ、警察学校自体楽しかったんで入って正解でした。じゃあ、仕事あるのでこの辺で失礼します!」

真人は腕時計を見ると慌てて話を切り上げ、バタバタと会議室を後にした・・・。
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