銀色の魂と忍者の卵たち

□依頼
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「銀さんー。あとどれくらいかかるんすか。僕もう足が棒のようですよ」
「銀ちゃんー。私疲れたネ。今すぐに卵かけご飯食べなきゃ死んじゃうアル」
「勝手に死んでろクソガキ」

銀時達万事屋は江戸から少し離れた森の中をさまよっていた。

なぜ初めからこんなことになっているかというと
数時間前にさかのぼる・・・



「銀時、ちょっといいかい?」

めずらしく、朝早くにお登勢が万事屋に尋ねてきた。

「なんだ?ババア、家賃ならねーぞ」
「なにを当たり前の様に言ってんだ!!といいたいが、今日はあんたらに依頼をもってきてやったんだよ。感謝しな」
「あ?依頼?」

てっきり家賃の回収に来たと思っていた銀時だが
突然のことに拍子抜けする。

「あたしの古い友人がね、ちょっと助けてほしいんだと。人手が足りないらしくてねえ。だからあんたらを紹介してやったのさ。さあすぐに行きな」
「ちょ、待てババア。説明がアバウトすぎんだろ!そりゃ大変だ。すぐに行かなきゃな。なんてなると思ったか!」


「やかましいわ!!!行かないなら、今ここにテメーの臓器置いていけコラァ!何ヶ月家賃払ってねえと思ってんだ!!!!わざわざ仕事もってきてやってんだよ、すぐに出て行くか臓器置いていくか選べボケェ!!!!!!!」


そんなこんなで目的地の地図を渡され、
寝ていた神楽を起こし、新八の家へ電話して
江戸を出発し現在に至るのである。
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