†無法地帯†
□小指に赤い糸
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―『愛してる』
いつだかそう告げた時、恋人は目を見開きどうしら良いのか困っている姿に、思わず抱き締めてしまった。
そんな可愛い姿を見せるのは、僕の前だけでいい…。
「……じっ…そうじ…総司っ!!!」
うっすら目を開けると、愛おしい恋人が目の前に僕の腕に抱かれていた。
「…ん…お早う。千景」
「お早うではないっ!!貴様が離さないから、帰れなかっただろうっ!!」
しっかりと腕に抱かれた風間は、身動きを少ししか取れず慌てていた。
僕と千景は恋仲。
夜這いをしては、明け方に帰るとしていたのだが…
今回はどうしても離したくなくて、強く抱き締め過ぎていたらしい。
「これでは、誰かに見つかるのも時間の問題だっ!」
珍しく風間が慌てているのも、当たり前だ。
ここは敵陣でもあるし、僕らの関係は知られちゃならないから。
そんな可愛い恋人の髪に触れ、髪にキスを落とした。
「愛してるよ、千景」
「…っ!!//き、貴様卑怯だぞ…//」
顔を真っ赤にして云う、可愛い恋人に僕は繋いだこの手を離さないと…
小指に繋がれた赤い糸を手繰り寄せた。
―――――――
すみません。
駄作になりました…
ほのぼのどころじゃないドロドロになりました°・(ノД`)・°・
本当に申し訳御座いませんっ(>_<。)
クロさん(^^ゞ