ニオブン

□ある冬の日の朝
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《家まで向かえに来て。》

朝、シャワーを浴びて携帯を見ると、丸井から短いメールが入っていた。
あの丸井がこんな事をいうなんて…。
すこし驚きながら時計を見てすぐ家を出た。


ーーーーー


もうすぐ家に着くという時、家の前にポケットに手を入れ空を見上げる丸井が見えた。

もしかしたら、俺にメールをしてからずっと待ってたんじゃろうか…

そう考えたら、無意識に走っていた。


「ブンちゃん、急にどうしたんじゃ?もしかして遂にデレ期…」

ぎゅっーーー

丸井は俺の顔を見るなり抱きついてきた。

「今日のブンちゃんは積極的じゃのう」

少しからかいながら、俺もぎゅっと強く抱きしめる。

「なんか、仁王に会いたかった。ぎゅってしたかった」

俺の胸に顔を押し付けながら丸井が小さい声で呟いた。

「土日会えなかったし、朝起きたら雪降ってて寒いし。そしたら、なんか寂しくなって…」

そうか。
いつもは練習で土日のどちらかは会えるが、今週は2日とも休みだったもんな

「(俺も寂しかったし…)」

心で小さく呟きながら、丸井の手を引き、まだ誰も居ない通学路を二人並んで歩いた。

丸井の手はすごく冷たくて、俺まで泣きそうになった。



(なぁ仁王)
(なん)
(あんまん食べたい)
(…今回だけじゃよ)



end.

うん、全く甘くない\^^/

燐愛様、こんな駄文ですみません!!
ブンちゃんに甘えてほしかったんですごめんなさい;

こんな駄文ですが捧げさせていただきますっ

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