立海

□真っ赤なチューリップ
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授業中、珍しく幸村からメールがあった。

《放課後、屋上に来て。来なかったらどうなるか、分かってるよね?
少しでも俺の事待たせたら呪うから》

という内容じゃ。
HR終わったらダッシュで行かなきゃいけんのぅ。

*放課後。

ガチャ

よかった。
まだ幸村は来とらん。

「あれ、早かったね?流石だな。」

それから少しして幸村は来た。

「なんじゃ、こんなとこ呼び出して。」
「はい、これ。」

渡されたのは、可愛らしいピンクのリボンがついた、1本の真っ赤なチューリップ。

「なん?」

「チューリップ。」
「そんなん見れば分かるぜよ。」

「あ、やっぱりピンクは駄目だった?仁王には似合わないと思ったんだけど。可愛かったから、ついね」

「違くて、俺が聞きたいのは何でチュ-「赤いチューリップの花言葉はね、《愛の宣言》」

「…?」


俺が(´・ω・`)
こんな顔をしたのが分かったのか、幸村は言葉をつなげる。
「ふふっ、まだ分からない?告白のつもりなんだけど」



…え?

「んなっ!?///」

「仁王の事が好きです。付き合ってください。」

いっきに顔が熱くなる。

「…俺で良ければ」
そんなありきたりな言葉しか出てこない。

「ふふ、ありがとう」

そう言って、幸村は俺を優しく、力強く抱き締める。


((あぁ、俺今、世界で一番幸せだ))


End。


終わり方が謎。

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