Novel
□なんてことのない昼下がり
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なんてことのないある日の昼下がり
ソンジェ「ゴニル?」
ソンジェ兄さんの声で浅い夢から目を覚ます。
ゴニル「兄さん?」
ソンジェ「起こしちゃった?ゴメンね」
ゴニル「大丈夫でしゅよ〜。もう起きようと思ってたところですから。」
少し曇っていたソンジェ兄さんの顔が一瞬で笑顔になった。
僕の大好きな顔になった。
ゴニル「そういえばソンジェ兄さんどうしたんですか?」
ソンジェ「ん?なんだっけな…あっコーヒーいれたんだった!飲む?」
ゴニル「ソンジェ兄さんがいれてくれたんですか?飲みたいです!!」
ソンジェ「じゃあ持ってくるね!」
ゴニル「あっ僕がそっちに行きますよ!」
ソンジェ「大丈夫だよ〜」
そう言って僕の大好きな顔になる。
ゴニル「ダメですよ」
ソンジェ「なんで?こぼさないよ?」
ゴニル「1秒だってソンジェ兄さんと離れたくないです。」
ソンジェ兄さんが僕の大好きな顔になった。
なんてことのないある日の幸せな昼下がり