贈り物

□貴方の側に居てもいいですか?
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それから暫くして藍染隊長が謀反を起こして、シロちゃんたちは現世に向かった。
私が目を覚ましたときシロちゃんは側には居なかった。
でも右手にあったこの温かさは紛れもなく小さい頃いつも側で私と手を繋いで歩いてくれた幼なじみのもの……







考え事をしているとすぐに卯ノ花隊長がいらして、私が眠っていた間のことを教えてくださった



卯ノ花隊長に聞いたとき私は涙がこぼれた。
シロちゃんが今までと変わらず私の側に居てくれたこと、何より眠り続けていた私をずっと看病してくれた貴方のたまらない優しさに…涙が止まらなかった。



「シロ、ちゃん……」



私は貴方を疑ったのに…

私は貴方に刃を突き付けたのに…

私は貴方を



伐とうとしていたのに………


それでも私の側に居てくれるの?



















それから総隊長のところにお願いしに行ってシロちゃんと話をさせてもらえることになった。
私はただ、だだ、謝ることしかできなくて…




「ごめん、ごめんね、日番谷くん。疑ったりして本当に私…「バカ野郎いつまでもそんなこと気にしちゃいねーよ、俺は気にしちゃいねーからお前は気にせずもうちょい寝てとっとと目の下の隈消せよな。」



そう言ってシロちゃんは笑った、私を安心させる為に…私はまた貴方の優しさに救われた。
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