単品

□それは恋のはじまり
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告白した直後シロちゃんが私のほうを振り向いて昔とは違う大きな体で私を包み込むように抱きしめた


「馬鹿野郎、今までの俺の気持ち散々弄んどいてさっさと告白してんじゃねぇよ」






「……ふぇ?シロちゃん私のこと好きだったの?」


「当たり前だろうが!知らねえのなんてお前くらいのもんだ。あと今更幼なじみとして好きとかいうのはナシだからな!」



シロちゃんは少し私との距離を空けて私の目を見て言った








「…うん、恋人として大好きだよシロちゃん」



「つか恋人になってもシロちゃんなのかよ…」


「だってシロちゃんはシロちゃんなんだもん♪」




はぁぁぁと肺の底から溜め息をついてるシロちゃんにぷくぅーと脹れっ面を見せると不細工だぞなんて言われる


「…いいけど人前では絶対使うなよ」


「うん♪」






11.5.24
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